組織の課題分析に比して、現場の能力・スキルの評価がおざなりになっている!?

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あなたの会社では、組織の課題を捉えるためにどんな事を実践されていますか?
組織の課題と一言で言っても、そのカテゴリーは様々ですが、事業戦略や製品・商品戦略などを検討される際に、その現状分析を行い適切な事業計画を立てていることと思います。
特に、マーケティングや製品開発などにおいては、市場調査やユーザー調査、競合分析など、はしっかりと実施されているという方は多いのではないでしょうか?
一方で、「社員の業務に対する能力・スキル」という観点で、組織の課題を捉えたことはありますか?

社員の能力・スキルの課題抽出、行っていますか?

社員の能力・スキルは、「年に一度の定期評価で数値化している」であったり、「各部門、チームの管理職からフィードバックをもらい課題を捉えている」など、分析を行っているが、その手法や結果の信頼性に課題を感じているとお伺いします。
実際のところ、社員の能力・スキルという組織の課題を捉えるのに、以下の3点が問題になっているそうです。

1.能力やスキルを評価する指標を用いているが、実業務の成果を反映していない
2.能力やスキルを評価する管理職の評価目線が怪しい
3.能力やスキルを評価し課題を見つけても、解決する方法がわからない

私たちがご訪問するお客様におかれても、よく伺う内容です。
このようなこともあり、社員の能力・スキルについては、正しく課題を捉えられないまま、現場の業務遂行の課題がブラックボックスになっているということが考えられます。
参考:成果につながる人材育成システム「スキル評価」

もし、上記のように組織における現場の業務遂行の課題がブラックボックスになっていると、せっかく丁寧に策定した事業戦略も現場がボトルネックになって進まない、期待する成果や目標も絵に描いた餅、なんてことになってしまいます。
現場レベルで考えると、能力・スキルに合わせて導入したI Tツールは使われず、また、現場のリクエストで導入した研修プログラムや学習コンテンツも的外れで、成果につながらず、無駄な投資になったなど、それこそ事業戦略の推進どころか、その利益を奪う無駄使いにも成りかねません。

今後、多くの組織において、事業戦略を立て直すことが急務になることが予想されます。社会や市場の環境も大きく変化し、立て直した戦略を現場が実践できるのか、これが戦略の成否に関わります。
このような状況で、現場の課題がブラックボックスのままで良いのでしょうか?
参考:あなたの会社の営業、ブラックボックス化していませんか?

現場の能力・スキルを評価して、ブラックボックスを可視化

戦略を立て直し勢いよく再スタートできるかどうかが、今後の事業継続や成長における成否の命運を握っているのは間違いありません。

再スタートに向けた準備の時期をどう過ごすか、今何をすべきか、考える局面ではないでしょうか?
今まさに、現場の業務に即した能力やスキルを分析する絶好の機会だと捉えています。「実践を想定し、その能力やスキルを評価し、そして社員や組織の課題を把握した上で、今からできる育成を行う」という丁寧で、最も効率的な組織成長のサイクルを回転させることができます。

リープでは、組織課題のブラックボックスになっている現場の能力やスキルを迅速に評価し、課題に合わせた育成システムをご提案しています。例えば、商談スキルのような成果に直結するスキルにおいても、現場の稼働ができない環境でも、zoomやweb会議システムなど用いたバーチャル空間において、スキル評価し分析を行い、課題に合わせた育成を実現できます。
参考:パフォーマンスの状態を可視化できる評価指標「ルーブリック」

市場や社会環境が変化しています。組織における現場の課題も、刻々と変化しています。
現場の課題を抽出するための、能力・スキル評価やその分析を通して、事業の成長をご支援しています。

現場の能力・スキルの課題分析育成に関してご相談があれば、遠慮なくお申し付けください。迅速に対応いたします。

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