確かな実務家を育てる『PBL』の取り入れ方
仕事が“デキる”とは?
あなたの中で、仕事ができる人とはどのようなイメージでしょうか?
どんな能力を持っている人を“ハイパフォーマー”と呼ぶのでしょうか?
- 話しが巧みである
- 顧客との関係づくりがうまい
- 戦略や計画の立案が得意
- 資料のセンスがいい
- 作業スピードが速い
- チームメンバーからの信頼が厚い
……
パッと思いつく限り書き連ねてみても、そのスキルや資質は多岐にわたります。
そんな複雑で複合的な『業務遂行能力』は、身に付けることはもちろん、“教える”こともなかなか大変です。
複雑な業務遂行能力をどう育て、どう評価するか?
仕事は多種多様な「問題解決」であり、いわば個人~組織規模まで大なり小なり「プロジェクト」の連続であるといえるのではないでしょうか。
アメリカの教育学者 ジョン・デューイ がまとめた学習理論の一つに、『PBL(プロジェクトベースドラーニング)』という問題解決型学習の手法があります。
PBLとは「実世界に関する解決すべき複雑な問題や問い、仮説をプロジェクトとして解決・検証していく学習のこと」(溝上 2016)で、複雑な課題に対応できる人材の育成のみならず、学習するチームやステークホルダーと協働できる組織づくりや実際のビジネス上の問題解決をも可能にする、非常に効果的な学習方法です。
そんな一粒で何度も美味しい『PBL』。
その実践家でいらっしゃる東京都立産業技術大学院大学 創造技術専攻 越水 重臣教授に、PBLの実践例や企業内教育への導入についてお話を伺いました。
東京都立産業技術大学院大学(AIIT)では、高度で専門的な職業能力を有する人材育成のため、PBL型教育が取り入れられています。
PBLの設計の仕方とは? 評価はどのようにすればいい? 企業でPBLを実践するには?
そんな問いにお答えいただいております。
ぜひ、ご覧ください。
東京都立産業技術大学院大学 越水 重臣教授 インタビュー『実務家を育成するPBL』
【第1回】専門職大学院におけるPBLの事例
【第2回】PBLで身につくスキル
【第3回】PBL設計のポイント~期間・テーマ・評価・教員のスキル~
【第4回】企業活動の縮図としてのPBL
【第5回】企業内教育でのPBL実践
プロジェクトベースドラーニングについては、下記の記事でもご紹介しています。