2024年リープコラム アクセスランキング「ベスト5」

インストラクショナルデザイン, パフォーマンス評価・設計, フレームワーク, 教育設計, 教育評価

2024年コラムベスト5
いつも、リープのコラムをご覧いただき、ありがとうございます。
早いもので2024年も終わりに近づいて参りました。今年はどんな年だったでしょうか。

2024年は様々な出来事が重なった幕開けでした。
日本国内外の政治や経済に関する状況も大きく変化するなど、本当に「VUCAの時代を生きている」という実感を抱かれた方も多いのではないでしょうか?
しかし、時代が移り変わろうとも本質的に変わらないものも存在していることも確かです。

そこで今回は、特に2024年に後半にアクセスが多かったコラム「ベスト5」をご紹介します!
気になるタイトルがあれば、ぜひご一読ください!

おすすめコラム・ベスト5をご紹介!

第1位 相手の心を動かす4つのポイント「ARCS(アークス)」モデル
第2位 「評価」のイメージを変えよう!日常のプロセスに評価を組み込む意義
第3位 「部下に自分で“気づかせる”」教え方とは? 上司の負荷を増やさずにできる3つの工夫
第4位 インストラクショナルデザイン ~教え方にはルールがある!?~
第5位  教育設計の本質を突く!メーガーの3つの質問

*このデータは、2024年9月1日~12月10日までのデータを基に作成しております。

おすすめコラムのポイントを解説

それでは、各コラムのおすすめポイントをご紹介していきます。

👑第1位 相手の心を動かす4つのポイント「ARCS(アークス)」モデル

「熱意を持って教えているのに、なかなか相手に響かない…」そんな経験、ありませんか?
このコラムでは、そんなモヤモヤを解決するヒントが詰まっています!

特に注目なのが、「ARCS(アークス)モデル」というフレームワーク。

相手の「注意」を引き、「関連性」を感じてもらい、「自信」を持ってもらって、最後に「満足感」を味わってもらう—という4つのステップで、相手の心に響くコミュニケーションを実現できるんです。

文字で書くと理屈っぽく聞こえるかもしれませんが、実は超実践的です!
例えば、どうやって相手の興味を引き出すか、身近な例を使って説明するコツ、小さな成功体験を積み重ねる方法など、明日から使えるヒントがたくさん詰まっています。

部下指導で悩んでいる方はもちろん、商談などお客様との会話をもっと実りあるものにしたい方にもおすすめ。
「教える」「伝える」のが上手くなりたい!という方は、ぜひ一度読んでみてください。きっと新しい発見があるはずです!

こんな方におすすめ!
人材育成に関わる方々、「教える」スキルに悩みを抱えている方、営業・カスタマーサポートの担当者

 

👑第2位 「評価」のイメージを変えよう!日常のプロセスに評価を組み込む意義

「評価」のイメージを変えよう!日常のプロセスに評価を組み込む意義 アイキャッチ画像

学校のテストや人事考課のような、どこか堅苦しい印象がある「評価」について、新しい視点を提供してくれるコラムです。

特に注目したいのは、「評価は学習の最後にあるゴールではなく、プロセスの一部である」という考え方です。
例えば、期末テスト一発勝負ではなく、小テストを重ねて少しずつ改善していく方が効果的なように、ビジネスの現場でも同じ考え方が活かせます。

本コラムでは、その実践的なツールとして「ルーブリック」を紹介しています。これは単なる評価基準表ではなく、部下との明確なコミュニケーションツールとしても機能する優れものです。職種や業界に応じてカスタマイズできる柔軟さも魅力的です。

人材育成や部下指導に関わる方、また「評価」をもっと効果的に活用したいと考えているマネージャーの方々に、特におすすめしたい一本です。
日々の業務の中で評価を活かすヒントが、具体的な例とともに詳しく解説されています。

こんな方におすすめ!
人材育成や部下指導に関わる方、「評価」をもっと効果的に活用したいと考えているマネージャーの方々

 

👑第3位 「部下に自分で“気づかせる”」教え方とは? 上司の負荷を増やさずにできる3つの工夫

部下が自分で気づく3つの方法

「部下に気づかせたい」「自分で考えてほしい」という思いを持ちながらも、具体的な方法がわからず悩んでいる管理職の方に、ぜひ読んでいただきたいコラムです。

このコラムでは、「部下に気づかせる」ことの難しさを認識しつつ、現場の上司の負担を増やさない具体的な工夫をご提案しています。
インストラクショナルデザインの専門家の知見も交えながら、「放任」でも「過度な手取り足取り」でもない、バランスの取れた育成方法を提示しています。

多忙な業務の中で部下育成に頭を悩ませている管理職の方、また効率的な人材育成の仕組みづくりに関心のある方にとって、具体的なヒントが詰まった実践的な一本となっています。上司と部下、双方の成長につながるアイデアを見つけられるはずです。

こんな方におすすめ!
業務が忙しく、部下指導の時間が十分に取れない管理職の方、チーム全体の成長を促進したいリーダーの方、より効果的な育成方法を模索している方

👑第4位 インストラクショナルデザイン ~教え方にはルールがある!?~

インストラクショナルデザイン 教え方にはルールがある

インストラクショナルデザイン(ID)を学ぶなら、まずはこの記事を読んでください!!
IDについて、分かりやすく解説された記事です。

「経験のない内容の研修をどうすればいいのか」「新任の教育担当者としてどこから始めればいいのか」といった現場の悩みに応える内容となっています。

教育の「効果・効率・魅力」を高めるための具体的なアプローチとして、「学習目標」「評価方法」「教育内容」という3つの要素をバランスよく設計する方法を紹介しており、IDを導入するメリットや注意点も実践的な視点で解説されています。

研修の効果を高め、組織の成長につなげたい企業教育のご担当者様がすぐに活用できるヒントが詰まった記事です。

こんな方におすすめ!
企業の研修担当者や人事部門の方、より効果的な教え方を学びたい方、組織全体の人材育成戦略を見直したい経営層や管理職の方

もっとIDを学びたいあなたへ

この記事を執筆した、リープ株式会社・取締役の荒木が執筆した書籍も併せて読んでいただくと、さらにインストラクショナルデザインを深く知り、実践に活かせるヒントが得られます。
ぜひご一読ください。

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👑第5位 教育設計の本質を突く!メーガーの3つの質問

執筆から数年たってもアクセス数が多いのがこちらのコラム。
目まぐるしい変化の中で、教育や人材育成の在り方も日々進化を続けています。
そんな中で、「これだけは押さえておきたい」という普遍的な視点を示してくれるのが、このコラムです。

1960年代に提唱された「メーガーの3つの質問」。
この驚くほどシンプルな問いかけが、VUCA時代と呼ばれる現代においても、なお色褪せることなく輝いているのが印象的です。

「どこへ行くのか?」「どうやってそこに着いたと分かるのか?」「どうやってそこへ行くのか?」―この本質的な問いは、むしろ不確実性の高まる今だからこそ、より重要性を増しているのかもしれません。

テクノロジーやツールは進化し続けますが、「目標を定め」「成果を測り」「そこへの道筋を示す」という教育設計の基本は、時代が変わっても変わりません。このコラムは、その「変わらぬ本質」と「現代的な実践方法」を、バランスよく解説してくれています。

人材育成に携わる全ての方に、時代を超えた示唆を与えてくれる一本です。
複雑化する現代だからこそ、原点に立ち返るきっかけとしてぜひ読んでいただきたい内容となっています。

こんな方におすすめ!
教育研修の企画担当者、教育プログラムの設計や改善に携わっている方、組織の人材育成戦略を考える立場にある方

変化の時代だからこそ、本質を見極める

2024年後半の人気コラムを振り返ると、「時代の変化に対応しながらも、普遍的に変わらないものが存在している」ということが見えてきます。

また、これらのコラムに共通する「対話」の重要性も見えてきます。
部下との対話、顧客との対話、そして組織内での対話—。

テクノロジーが進化し、働き方が変化する中でも、人と人とのコミュニケーションの質が、ビジネスの成否を分ける重要な要素であり続けているのです。

激動の2024年が終わりつつありますが、2025年は、さらに新しい変化が訪れることでしょう。
ここでご紹介したコラムが示すように、「変化に対応する柔軟さ」と「変わらない本質を見極める目」の両方の視点を常に持つことが、これからの時代を生き抜くカギとなりそうです。

リープ株式会社は、これからも皆様の成果創出に貢献できるコラムを執筆して参ります。
引き続き、ご愛読いただければ幸いです。

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