用語集

アクティブラーニング

概 要

受け身ではなく、学習者が主体として積極的・能動的に行う学習活動を指して、「アクティブラーニング(Active Learning)」と言います。アクティブラーニングは、伝統的な講義スタイルとは異なり、学習者が情報を受動的に受けるのではなく、自ら考え、問題を解決し、議論を行うなど、積極的な役割を果たす学習方法です。

解 説

アクティブラーニングは、グループディスカッション、ディベート、グループワークなどを通じて学習者が認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験などを育む手法です。その最大の特徴は、「正しい知識の修得ではなく、正解のない議論(課題)を通して問題解決へのアプローチ方法を身につけること」を目指しています。

教育者やトレーナーの役割は、単に正解や解答を伝えることではなく、むしろ進行役(ファシリテーター)として学習者の主体的な議論をサポートすることが求められます。従って、講師(レクチャー)ではなく、中立的でオブジェクティブな立場から、学習者たちが自らの意見を出し合い、異なる視点を尊重しながら共同で問題に取り組むプロセスを促進することが重要です。

用 例

研修部部長

前回実施した研修のアンケートはどんな感じだった?

研修担当

はい、概ね評判は良くて、ただ「今後はアクティブラーニングのスタイルで行う研修も検討してほしい」という声がいくつかありました。

研修部部長

確かにここのところ講義形式の研修がかなり多くなっていたから、一度アクティブラーニング形式での研修を実施してみてもいいかもしれないね。一度提案書を作ってもらえるかな。

研修担当

はい、分かりました、作ってみます。

参考文献

鈴木克明監修 市川尚・根本淳子編著 「学びやすさ」の道具 インストラクショナルデザインの道具箱101 p76