学習課題分析の手法の一つで、教えるべき内容が「言語情報(事実や名称などの暗記)」である場合に、それらを意味のある情報のまとまり(クラスター)に分類・整理する技法です。
用語集
クラスター分析
概 要
解 説
学習目標に含まれる項目を洗い出し、相互の関連性によって「7つ前後のかたまり」に分けていきます。最大の特徴は、分類された項目間に「学ぶ順番(順序性や前提条件)」がない点です。どこからでも学習可能なテーマにおいて、バラバラの丸暗記による学習者の認知的負担を減らし、関連付けによる記憶の定着を促すために用いられます。
実務においては、研修教材やマニュアルを作成する際、教えたい用語を単に羅列するのではなく、「一緒に覚えると効果的なグループ」や「紛らわしいもの同士を区別しやすいグループ」に構造化し、効率的な情報デザイン(章立てやレイアウト)を行うためのガイドラインとして活用されます。なお、分析に入る前に、対象の学習内容が記憶中心の「言語情報」であることを確認することが重要です。
参考文献
鈴木 克明(2002)『教材設計マニュアル』
鈴木 克明, 市川 尚,根本 淳子(2016)『インストラクショナルデザインの道具箱101』