用語集

ドリル制御構造

概 要

eラーニングやCBT(コンピュータ利用テスト)における反復練習教材において、学習者の回答状況に応じて問題の提示順序や難易度、終了条件をシステム的に制御するアルゴリズム(仕組み)のことです。

解 説

単なる一問一答の繰り返しでは、すでに理解している問題ばかり出題されたり、理解していない問題が放置されたりする無駄が生じます。ドリル制御構造では、誤答した問題を復習のキューに入れたり、連続正解でそのカテゴリを終了させたりするなど、学習者の習熟度に適応した柔軟なルールを設定します。 実務においては、言語情報や基礎的なルールの記憶を定着させるためのeラーニングを開発する際、学習者の時間を無駄にせず、効率的でいらつきのない個別最適化された学習環境を提供するための重要な設計技術として用いられます。

参考文献

稲垣 忠,鈴木 克明(2015)『授業設計マニュアルVer.2』
鈴木 克明, 市川 尚,根本 淳子(2016)『インストラクショナルデザインの道具箱101』