研修の実施に行き詰まっている、これでいいのかと心配になった時に、研修の中身(What)や方法(How)を考える前に、なぜそれを実施するのか(Why)を考えるための分析手法です。
用語集
ニーズ分析
概 要
解 説
ADDIEモデルのAnalysis=分析に当たり、研修を単なる勉強で終わらせ、研修を受けることで満足するのではなく、学んだ成果が「現場に戻ってどのように活用されるのか」をあらかじめ考えるために情報を集めて研修の出口(学習目標)を決めることがニーズ分析です。
やり方は自由であり、公式・非公式にとらわれず組織にある既存の情報を確認することから始めます。それでもわからないことがあれば、現場のさまざまな立場の意見を集めると良いでしょう。情報の偏りには注意が必要です。受講者の上長や顧客、そしてスポンサーからは不満や望みを聞き出し、研修内容の専門家(SME)からは最新の話題を入手したり、同業他社からのベストプラクティスを雑誌や勉強会に参加して聞くことも大事です。実施済みの研修であれば研修の受講生を訪問し、研修後のフォローアップとして何が役立っているのか確認することもできます。いずれにせよ、研修の成果を上げるためには、組織の目指す方向性と研修の役割を一致させることが重要です。
参考文献
鈴木克明監修 市川尚・根本淳子編著 「ムダのなさ」の道具 インストラクショナルデザインの道具箱101 p 192