ウィリアム・G・ペリーが提唱した、大学生が「知識」や「学び」というものをどのように捉えるか(認識論的信念)が、「絶対主義」「相対主義」「評価主義」の3つの段階を経て発達していくという理論です。
用語集
ペリーの認知的発達段階説
概 要
解 説
学習者は初期の「絶対主義」の段階では、すべての問いには唯一の正解があり、教師がそれを教えてくれると考えます。しかし、学習が進むにつれて正解が一つではないことに気づく「相対主義」へと移行し、最終的には多様な視点を比較検討した上で、自らの責任において主体的に判断を下す「評価主義(コミットメント段階)」へと到達します。 実務や高等教育において、学習者が「正解を教えてほしい」という受動的な態度から脱却し、クリティカルシンキングを発揮して複雑な課題に対処できる自律的な学習者(大人)へと成長するための支援を設計する上で重要な指標となります。
参考文献
鈴木 克明,美馬 のゆり(2018)『学習設計マニュアル』