ウイリアム・ペリーが提案した、大学入学後にさまざまな段階を経て考え方や見方が成長しているという理論のことです。
現在では以下の4段階(3段階も)に分けて紹介されています。
・絶対主義段階
・相対主義段階
・評価主義段階
・コミットメント段階
用語集
ペリーの認知的発達段階説
概 要
解 説
各発達段階について、知識の見方、捉え方を例に以下に比較します。
絶対主義段階:知識は正しいか誤りか、良いか悪いかのどちらかだと信じている。すべての問題に対する答えはどこかに存在していて、専門家はそれが何かを知っている。知識は量的である。
相対主義段階:専門家が正解を知らないときには、誰でもが自分の意見を支持することができる。誰もが「誤り」とは断定されない。専門家は何が正しいかをいまだに探索中である。
評価主義段階:知識は文脈との関係で捉える。全てが妥当だが、全てがいつも等しいとは限らない。視点が有用である。知識は証拠と論理に基づいて評価される。知識は質的である。
コミットメント段階:学生自身がコミットし、肯定し、決定する。主たるコミットメントには、キャリアを選択すること、宗教や政治の所属を決めること、そしてパートナーを選ぶことがある。
参考文献
鈴木克明・美馬のゆり編著 学びの深さを考える 学習設計マニュアル p 38-40