学習心理学者として、マルチメディア学習についての多くの実証的研究を重ねてきたリチャード・E・メイヤー(2001)が7つの設計原理に研究成果をまとめたものです。例えばeラーニングでよく利用される動画コンテンツを作成・提供する場合に、マルチメディアとして文字(文章)や画像(動画)、音声をどのように組み合わせて配置していくべきかの参考となります。
用語集
マルチメディア教材設計7原則
概 要
解 説
1.マルチメディア原理:文章のみよりは、画像つきの文章からの方がよりよく学べる。
2.空間近接原理:関連する画像と文章がバラバラに配置されるよりは、同じページ・画面上に近接されていた方がよりよく学べる。
3.時間接近原理:関連する画像と文章が片方ずつ提示されるよりは、同時に提示された方がよりよく学べる。
4.首尾一貫原理:無関係な文章や画像、音声が含まれているよりは、除かれている方がよりよく学べる。
5.モダリティ原理:アニメーションと画面上の説明文(視覚+視覚)の組み合わせよりは、アニメーションとナレーション(視覚+聴覚)の組み合わせの方がよりよく学べる。
6.冗長性原理:アニメーションでは、画面上の説明文と同内容のナレーションを両方提示するよりは、ナレーションのみの方がよりよく学べる。
7.設計効果は、知識が豊かな学習者よりは知識が少ない学習者に、また空間能力の低い学習者よりは空間能力が高い学習者に、より強く作用する。
参考文献
鈴木克明監修 市川尚・根本淳子編著 「わかりやすさ」の道具 インストラクショナルデザインの道具箱101 p 140