用語集

マルチメディア教材設計7原則

概 要

リチャード・E・メイヤーが提唱した、人間の認知プロセスに基づいて、文字、音声、画像を効果的に組み合わせて教材を設計するための7つの実践的な原則です。

解 説

人間の頭の中の情報処理(ワーキングメモリ)には限界があるため、無駄な情報を省き、視覚と聴覚を適切に連携させることが重要です。関連する言葉と絵を近づける「空間的接近」、アニメーションとナレーションを同時に提示する「時間的接近」、学習に関係ないBGMや装飾を排除する「一貫性」、画面上の文字を読むのではなく音声で説明する「モダリティ」などの原則から成ります。 実務においては、eラーニングの画面やプレゼンテーション用スライドを設計する際、学習者の認知的な負担(いらつきやわかりにくさ)を減らし、学習内容に集中できる洗練された情報デザインを実現するための強力なガイドラインとなります。

参考文献

鈴木 克明, 市川 尚,根本 淳子(2016)『インストラクショナルデザインの道具箱101』