授業設計をシステム的に行いたいと考えている人に有効な指針を与える質問です。
米国の教育工学者ロバート・メーガー(1974)が以下の3つの質問の大切さを指摘しました。
1.Where am I going?
学習目標:どこへいくのか?
2.How do I know when I get there?
評価方法:辿り着いたかどうかをどうやって知るのか?
3.How do I get there?
教授方略:どうやってそこへ行くのか?
用語集
メーガーの3つの質問
概 要
解 説
1つ目はどこへ行くのかを問うており、これは学習目標を定めるための重要な質問となります。目的地が明確でなければ、どうやってそこへ行くのかが決められません。目的地を把握していないということはどこへ行くかがわかっていないということなので、自分が迷っていることすらわかりません。
2つ目は辿り着いたかどうかをどうやって知るのか、すなわち評価方法を問いかけています。1つ目の質問と表裏一体の問いで、その行き先に辿り着いたことをどうやって知るのかをあらかじめ考えておくことの大切さを強調しています。
3つ目は目的地までの道筋、すなわち教授方略を明確にすることを促しています。学習者が目標に至る道筋は一つではありません。一人でも多くの学習者が目標を達成できるようになるために、様々な工夫が必要になります。
参考文献
鈴木克明監修 市川尚・根本淳子編著 「ムダのなさ」の道具 インストラクショナルデザインの道具箱101 p 154