用語集

ラピッドプロトタイピング

概 要

教材やシステムの開発において、ごく初期の段階で素早く試作品(プロトタイプ)を作成し、ユーザー評価と改善のサイクルを短期間で繰り返しながら完成度を高めていく設計手法です。

解 説

従来の直線的なADDIEモデルでは、開発の終盤になってから重大な設計の欠陥が発覚するリスク(手戻りのコスト)がありました。ラピッドプロトタイピングでは、ペーパープロトタイピングなどの簡易な手法でまずは形にし、実際の学習者や専門家に触ってもらって早期に形成的評価を行います。 実務においては、関係者間のイメージのズレを早期に修正し、限られた時間と予算の中で、学習者のニーズに最も合致した使いやすく効果的なeラーニングや研修プログラムをアジャイルに(俊敏に)開発するためのプロジェクト管理手法として重宝されます。

参考文献

鈴木 克明(2015) 『研修設計マニュアル』
鈴木 克明, 市川 尚,根本 淳子(2016)『インストラクショナルデザインの道具箱101』