用語集

ルーブリック

概 要

パフォーマンス系の学習成果を評価するツールです。学習者の理解度や到達度を確認する場面で活躍することが多いですが、対象となる学習者の現状を理解するツールとして、教材や授業などをどこに焦点化させるかに使うことも可能です。

解 説

ルーブリックとは、いくつかの評価項目(観点)について、学習成果として観察できる作品やパフォーマンスなどの特徴を段階的に提示した評価基準です。「特に優れている段階」「合格の段階」「まだ合格とはいえない段階」などがどのような状態かを簡単な文章で示すものが一般的です。知識・理解を測定する客観テストのような仕組みでは測りにくい思考・判断等の学習成果を確認するためのツールとして注目されています。学びの成果を確認する段階で利用することに限らず、カリキュラム全体の構成を考えたり、課題の評価基準をあらかじめ学習者に知らせたり、学習者からの意見を評価観点に組み入れるなどの使い方もあります。

用 例

研修担当

今回、営業部の商談スキル育成のためにまず現在の営業部員の商談スキルを評価することになったのですが、どのように評価すればいいか分からなくて。

研修部部長

スキルの評価ならルーブリックを使ってみてはどうかな。

研修担当

ルーブリック、聞いたことがあります。学習成果などのパフォーマンスを評価するための評価指標のことですよね。

研修部部長

そう、いくつかの評価項目についてパフォーマンスの特徴を段階的に提示した評価基準のことだね。学習成果を確認するためのツールとして有用だと思うよ。

研修担当

わかりました。詳しく調べてみます。

参考文献

鈴木克明監修 市川尚・根本淳子編著 「ムダのなさ」の道具 インストラクショナルデザインの道具箱101 p160