用語集

レイヤーモデル

概 要

鈴木克明が提唱した、学習の質を左右する要因を「いらつきのなさ」「ムダのなさ」「わかりやすさ」「学びやすさ」「学びたさ」という5つの階層に分けてシステム的に整理した枠組みです。

解 説

下位の階層にある問題(例えば、システムの使い勝手が悪くていらつく等)が解決されていなければ、いくら上位の階層(学習意欲を高めるARCSモデルなど)を工夫しても、学習者の不満が募り学習効果は発揮されないという前提に立ちます。 実務において、研修やeラーニングの評価が低かった際に、教材の内容が悪いのか、システムの問題なのか、それとも学習者のモチベーションの問題なのかを切り分け、どの「IDの道具(理論や手法)」を使って改善すべきかを特定するための強力な診断・設計のチェックリストとして機能します。

参考文献

鈴木 克明, 市川 尚,根本 淳子(2016)『インストラクショナルデザインの道具箱101』