用語集

レイヤーモデル

概 要

鈴木(2006)から、eラーニングの質を5つの段階に分けて整理したものです。
「いらつきのなさ」「ムダのなさ」「わかりやすさ」「学びやすさ」「学びたさ」という5段階のレベルごとに質の達成指標と達成に適切なID技法が示されています。

解 説

レベル-1: いらつきのなさ(精神衛生上の要件)
学びを実現するためになくてはならない要件です。実施に必要な最低限の学習環境の確保、ネットワークのスピードや機器の準備などです。
レベル0: ムダのなさ(SME的要件)
学ぶ内容の正確性を確認します。学習内容の妥当性は、特定の分野の内容を熟知している専門家(SME)が判断します。様々な条件整理を行います。
レベル1: わかりやすさ(情報デザインの要件)
学習内容をわかりやすくするための情報デザインです。形成的評価などを通じて確認していきます。
レベル2: 学びやすさ(学習効果の要件)
レベル0で厳選した学習内容を、効果的に学習者に身につけてもらうことです。効果に相当する。学習目標を達成するために的確な方法を選ぶことが目的となります。
レベル3: 学びたさ(魅力の要件)
IDの目指すゴールの一つである「魅力」を高めるための要件です。
説明文の代わりにケースを用意したり、ゲームをしているような活動を入れるなど「やる気」を高める工夫を指します。

参考文献

鈴木克明監修 市川尚・根本淳子編著 インストラクショナルデザインとレイヤーモデル インストラクショナルデザインの道具箱101 p5-8