用語集

二重貯蔵モデル

概 要

アトキンソンとシフリン(1971)が提唱した、人間には新しい事柄を学び、記憶する仕組みの代表的なモデルのことです。9教授事象は、このモデルがうまく機能し、学習内容をしっかり記憶できるように考えられています。

解 説

記憶のモデルには、感覚登録器(視覚、触覚、聴覚、嗅覚など)、短期記憶、長期記憶と呼ばれる場所があります。まず、外界の情報は感覚登録器に瞬間的にそのまま保存されます。その中で、注意を向けた情報だけが短期記憶に入ります。短期記憶はワーキングメモリー(作動記憶)と呼ばれることもあります。短期記憶は数十秒程度しか情報を保持できず、容量にも限界があります。一方、長期記憶は大量の情報を永久に保持できると言われています。私たちが研修で学んだり、日常生活の中で得た知識は、この長期記憶に保持されています。

参考文献

鈴木克明・美馬のゆり編著 理解を促す 学習設計マニュアル p 128