自己調整学習に対して、複数の人で活動する場合、実行する人とモニタする人と、自然に役割が出てきます。視点が複数存在することで気づきも多くなり、多様な修正や新しいアイディアが生まれる可能性も広がります。また相手に伝えるために言語化され、共通の知識として整理されていくといったプロセスのことを指します。
用語集
共調整学習
概 要
解 説
複数の人で自己調整を行う場合、様々な気づきや調整が生まれる可能性がありますが、これを実現するには意識の変革が必要です。特に、日本人の文化では異なる意見を述べることが難しく、他者と異なる立場を表明することが批判や人格否定と結びつくことがあります。
共調整学習においては、創造的で創発的な意見交換ができる環境を築くために、熟練のファシリテーターが重要です。この役割を果たすことで、参加者同士の相互作用を通して自己の振り返りの機会が生まれ、それが各自の自己調整を促進します。共調整学習ではプロセスを複数人で共有しますが、最終的に学習するのは各個人であることが重要なポイントです。
参考文献
鈴木克明・美馬のゆり編著 自己調整学習者になる 学習設計マニュアル p200