用語集

問題解決学習の分類学

概 要

D.H.ジョナセンが提唱した、問題解決のタスクをその複雑さや構造化の程度に基づいて、アルゴリズムから正解のないジレンマ問題まで10のタイプに分類した枠組みです。

解 説

現実世界の問題は、学校のテストのような「正解が一つに決まっている構造化された問題」だけでなく、ビジネスの意思決定やトラブルシューティングなど「正解がなく複雑で非構造化された問題」まで多岐にわたります。この分類学は、問題の性質を分析し、それぞれに最適な学習支援(足場かけ)のあり方を見極めるための指針を提供します。実務の人材育成においては、PBL(問題解決型学習)やケーススタディのシナリオを作成する際、育成したいスキルレベルに応じた適切な難易度と種類の実践的な課題を設計するために活用されます。

参考文献

鈴木 克明(2015) 『研修設計マニュアル』
鈴木 克明, 市川 尚,根本 淳子(2016)『インストラクショナルデザインの道具箱101』