失敗から学び、失敗を自分の力に活かす力のことを「失敗力」と称しています。失敗した時の対処として、「影響を拡大しない」ようにし、「早く立ち直り」、その「失敗から学び」、「失敗を恐れない」ようになるという段階のことを指します。
その結果として「失敗しない」ようになります。
用語集
失敗に対処する4段階
概 要
解 説
・影響を拡大しない:「失敗のスパイラル」を起こさないことが重要です。入試の際に1時間目の得意科目でケアレスミスにより解けるはずの問題で失敗してしまい、それが尾を引くと2時間目、3時間目の科目も失敗してしまうスパイラルに陥ります。感情が乱れ、ネガティブ思考になって思考停止になってしまうことが原因です。
失敗したことは取り返しがつかないが、これからの科目で挽回するという気持ちを持つことが重要です。
・早く立ち直る:ケアレスミスで失敗することがあると事前に想定しておきます。そしてネガティブな思考をいかに断ち切るかをあらかじめ考えます。事前に想定し行動をシミュレーションしておくことが重要です。
・失敗から学ぶ:「同じ失敗を繰り返さないようにするための方策を身につける」「失敗を経験することで、認識を深め、その時の対処法を学ぶ」「失敗を経験し、失敗に強くなる」の3つの側面があります。失敗も学習の一つと捉えてむやみに恐れないようにします。
・失敗を恐れない:失敗を恐れて失敗しないことにしかチャレンジしなくなり、リスクを恐れて行動しない(自分のコンフォートゾーンに留まる)状態で自己の成長はありません。リスクを想定し、準備し、自分の能力を発揮できる問題に挑戦し取り組んでいくことを続けることで失敗を恐れない姿勢が身に付きます。
参考文献
鈴木克明・美馬のゆり編著 失敗に強くなる 学習設計マニュアル p104-106