ローゼンバーグ(2006)による本物のブレンデッドラーニングは、フォーマルな学習環境だけでなく、インフォーマルな職場環境も含めた総合的な学習ソリューションを提案しています。通常の教室型ソリューション(集合研修、オンライン研修)だけではなく、職場での知識共有やサポート型の学習も組み合わせ、賢い企業文化を構築するためにブレンデッドラーニングを全体的に設計する必要性を強調しています。これにより、フォーマルな教育だけでなく、日常の業務や相互支援を通じて学びが促進され、総合的な効果を生むことが期待されています。
用語集
学習とパフォーマンスのアーキテクチャ
概 要
解 説
提案されているアーキテクチャでは、フォーマルな学習環境として、集合研修とオンライン研修が挙げられ、これらを研修・教育型ソリューションとして位置づけ、従来型のブレンド学習(ブレンド研修)とされています。
ただし、賢い企業体を実現するためには、これだけでは不十分であり、インフォーマルな職場環境も含めたブレンド型学習が提案されています。具体的には、インフォーマルな職場環境として、KMS(知識管理システム)によるeラーニングの発展と充実、EPSS(電子的なパフォーマンスサポートシステム)による職務遂行支援が挙げられ、これらをワークプレース学習と支援、知識・支援型ソリューションとして位置づけています。総合的なアプローチとして、フォーマルな学習環境とインフォーマルな職場環境を組み合わせることが強調されています。
参考文献
鈴木克明 (2015) 研修以外の実現方法を検討する 研修設計マニュアル 北大路書房 p138-139