用語集

学習の文化的次元フレームワーク

概 要

文化横断型の教育において文化的差異を考慮した設計や提供が重要であると指摘され、これに基づいた研究レビューから学習の文脈で強い影響があるとされる8つの文化的次元をまとめたフレームワークが、パリッシュらによって提案されています。

解 説

価値観の相違を中心に据えた文化横断型の教育では、自己の文化が絶対的に正しいという観念を捨て、異なる文化を理解し尊重することが重要です。教育者は学習者の行動がどの文化的価値観に基づくのかを見極める必要があります。

・社会的関係性:
平等と権威
個人主義と集団主義
育むと挑戦
・認識論的な信念:
安定と不確実さの許容
論理性と合理性
因果システム(分析的)と複雑なシステム(全体論的)
・時間の知覚:
時間厳守と成り行き
直線と循環的

これらの次元を考慮しながら、異なる文化の影響を理解し、尊重することが、文化横断的な教育の成功に寄与します。

参考文献

鈴木克明監修 市川尚・根本淳子編著 「いらつきのなさ」の道具 インストラクショナルデザインの道具箱101 p 212