P.E.パリッシュらが提唱した、学習者や指導者が持つ「文化的背景や価値観」が、学習プロセスや教育設計にどのような影響を与えるかを分析・配慮するための枠組みです。
用語集
学習の文化的次元フレームワーク
概 要
解 説
多様な文化背景を持つ学習者を対象に教育を行う際、指導者の当たり前(暗黙のルールや常識)が通じないことによる学習の障壁を防ぐために用いられます。例えば、社会的なヒエラルキーの捉え方、個人主義か集団主義か、時間の感覚、リスクに対する態度など、学習者の文化的次元を理解した上で教材やコミュニケーション方法を設計します。 グローバル化が進む企業内研修やeラーニングの設計において、特定の文化に偏らない「ユニバーサルな学習環境」を構築し、多様な学習者が快適に学べるよう支援するための指針として活用されます。
参考文献
Susan McKenney,Thomas C. Reeves / 鈴木克明 監訳 (2021)『教育デザイン研究の理論と実践』
鈴木 克明, 市川 尚,根本 淳子(2016)『インストラクショナルデザインの道具箱101』