米国学術研究推進会議(2002)によって提言された学習環境デザインの4原則のことです。
これらの原則は、近年のInstructional Design (ID) 分野でも強調され、効果的な学習環境を構築するための指針となっています。
用語集
学習環境設計の4原則
概 要
解 説
これらの原則は、学習環境デザインにおいて重要な指針となります。
1.学習者中心の原則:
学習者の既有知識やスキルに注意を払う。
個別学習と協同学習の選好に配慮する。
学習者の挑戦と諦めのバランスを保つ。
2.知識中心の原則:
教育内容だけでなく、「なぜそれを教えるのか」にも注力する。
知識を深く理解し、事実のみにとどまらないよう心掛ける。
熱心さと理解の違いに敏感である。
3.評価中心の原則:
学習過程の進歩を可視化し、評価を通じて問題点を把握する。
評価を点数だけでなく、後続の学習方向性を探る手段として活用する。
4.共同体中心の原則:
学び合う仲間意識や規範が必要。
学校や学習環境が地域に開かれ、社会規範を共有する。
グループ全体での挑戦、失敗への対処、意見表明を奨励する。
これらの原則は、効果的で持続可能な学習環境を構築する上での基本的な原則を示しています。
参考文献
鈴木克明監修 市川尚・根本淳子編著 「学びやすさ」の道具 インストラクショナルデザインの道具箱101 p 46