教育・研修における「学習経験の質(学びやすさや没入感など)」が、どのような要因の組み合わせによって左右されるかを構造化したモデルです。
用語集
学習経験の要因モデル
概 要
解 説
P.E.パリッシュが提唱した、学習者が体験する「学習経験の質」がどのような要因によって左右され、どのようなレベルに到達するかを構造化したモデルです。「学習状況に係る要因(教材・環境側)」と「学習者個人に係る要因(受講者側)」の2つが相互に作用することで、中央の「学習経験レベル(6段階)」が決定されると説明します。
・学習状況に係る要因: 直接性、可塑性、切迫性、共鳴性、一貫性など(例:ストーリーの導入や、自分とつながる課題設定で高まるもの)
・学習者個人に係る要因: 意図、プレゼンス、開放性、信頼感(例:目的意識を持ち、オープンな心で学習に参画する態度)
これらが組み合わさることで、学習経験は「無経験」「機械的繰り返し」「ばらばらな活動」「心地よい習慣」「挑戦的な企て」「美学的経験」の6段階に変化します。
参考文献
鈴木 克明, 市川 尚,根本 淳子(2016)『インストラクショナルデザインの道具箱101』