用語集

形成的評価

概 要

教材や研修プログラムが完全にできあがる「前(開発・試作の段階)」に、代表的な学習者に実際に試用してもらい、そのフィードバックをもとに問題点を発見し、教材を修正・改善していく評価プロセスのことです。

解 説

インストラクショナルデザインの成功の鍵を握る、最も重要なステップの一つです。完成後に「効果がなかった」と評価する(総括的評価)のではなく、途中の段階で「どこがわかりにくいか」「どこでつまづくか」を学習者の視点から検証します。 実務では、1対1評価、小集団評価、実地試用(フィールドテスト)という3つのステップを踏むことが推奨されます。開発者の思い込みや専門家としての盲点(初心者のつまずきがわからない)を排除し、確実に成果の出る「学習者中心」の品質の高い教育プログラムを作り上げるために不可欠な作業です。

参考文献

鈴木 克明(2002)『教材設計マニュアル』
R.M.ガニェ,W.W.ウェイジャー,K.C.ゴラス,J.M.ケラー / 鈴木 克明,岩崎 信 監訳(2007)『インストラクショナルデザインの原理』
鈴木 克明, 市川 尚,根本 淳子(2016)『インストラクショナルデザインの道具箱101』