用語集

業績評価指標(KPI)

概 要

Key Performance Indicator(KPI)は、組織の目標を達成するための重要な業績評価の指標を指します。KPIは組織のパフォーマンスを定点観測することで、目標達成の動向を把握するのに役立ちます。
・目標の達成度を測る指標
・組織のパフォーマンスの動向把握
・ギャップの警告機能
・戦略的な意思決定支援

KPIは組織が採用している戦略やビジョンに基づいて設定されるため、それを支える戦略的な意思決定の手助けとなります。
組織はKPIの結果を分析し、目標達成に向けた方針や調整を行います。
総じて、KPIは組織が目標に向けて進捗しているかどうかを客観的に測定し、戦略的な意思決定に活用するための有用な指標です。

解 説

研修担当者としては、組織の維持と成長に貢献するために、従業員の「学習と成長」(BSCの視点)を確実にもたらすように研修を設計します。同時に、その「学習と成長」が組織が目指す方向と合致していること(アラインメント)を確認し、その他の視点とともに組織全体の戦略にとっても重要な役割を担っていることをBSCを用いて主張できるよう準備します。加えて、研修の成果として職場における行動変容(レベル3)がもたらされれば、それが業務プロセスの改善(業務プロセスの視点)に繋がったり、あるいは顧客満足度の向上(顧客の視点)にもつながります。したがって研修の設計にあたっては、学習と成長の視点だけではなく、他の視点への配慮も欠かせないと考えます。
KPIごとに行動計画を決め、月々の実績と差異分析をスコアカードに記入して修正を加えながら進捗を管理します。

参考文献

鈴木克明 (2015) 研修のメリットを主張する 研修設計マニュアル 北大路書房 p67-68