用語集

研修評価計画書

概 要

IDでは、システム的アプローチを採用しており、最初から完璧を目指さずに徐々に改善していく技法が確立されています。小さく始めて、進行中に修正を加えながら進むために、設計者が自ら行う評価を形成的評価と呼びます。形成的評価の際に最も重要視されるのは、予定通りの学習成果が得られたかどうかの評価です。その他にも、受講者の印象や反応を調査し、より良い学習経験を提供するための手段として役立てたり、研修が職場でどのように活用されているかを評価し、多岐にわたる視点から総合的な評価を行います。

解 説

・研修の妥当性を評価する
研修の計画がある程度形になった段階で、さまざまな専門家のレビューを受けます。これには受講者の上長やID専門家、またはID理論に照らした自己チェックが含まれます。

・学習成果の評価計画を具体化する
事前に研修のゴールとして掲げた学習目標に受講者それぞれが到達したかどうかで判断します。

・評価方法の経済性(効率)という視点
評価方法は一般に、妥当であればあるほど手間暇や時間がかかるというトレードオフが存在します。できるだけ効率が高く無駄のない評価方法を選択します。

・受講者アンケートを作成する
アンケートは、研修で学習成果を振り返り、それを職場に帰ってからどのように活かすかの計画を立てた後に行うのが望ましいです。

参考文献

鈴木克明 (2015) 研修の評価・改善を計画する 研修設計マニュアル 北大路書房 p195-196