自己主張には3つのタイプがあると言われており、それぞれ、攻撃的自己表現(アグレッシブ)、非主張的自己表現(ノン・アサーティブ)、アサーティブな自己表現に分類されます。
用語集
自己主張の3つのタイプ
概 要
解 説
・攻撃的自己表現(アグレッシブ)
仲間の言い訳や気持ちを無視・軽視する自己表現です。主導権を握りたがり、勝ち負けで物事を決めがちです。また、相手を操作して思い通りに動かそうともすることがあります。つまり、「それはダメだ」と決めつけたり、相槌さえ打たずに自分の意見を言い立てたりするなどします。
自分の要求通りにはなるが、仲間から敬遠されて孤立することになりがちです。内心では、自分の強引な行動に後味の悪い思いをしたり、必要以上に強がったりする自分に疲れてしまうこともあります。
・非主張的自己表現(ノン・アサーティブ)
自分の気持ちや考え、意見を表明しない、あるいはし損なうことが多くなります。具体的には、曖昧な言い方をしてはっきりとした表現を避けたり、言い訳がましく、自分の発言を自分自身で軽視したり、消極的な態度や小さな声で無視されやすい表現を取ったりします。
自分の気持ちに蓋をして我慢をし過ぎると、人付き合いが嫌になってしまいます。また、怒りの矛先を誰かに向けて八つ当たりをするということにも繋がってしまうかもしれません。
・アサーティブな自己表現
中間的なタイプで、自己主張を円滑に行うために必要となる表現です。相手の気持ちを思いやりながら、その場にふさわしい方法を取ります。例えば、自分の考えが相手と同じなら、同じであることを共に喜びます。自分の考えが相手と異なっている場合には、意見を出し合い、双方が納得できる結果を出そうとします。自分自身も仲間も、共に正直に、率直に表現することを求めます。
参考文献
鈴木克明・美馬のゆり編著 学び合う下地をつくる 学習設計マニュアル p62