自分で自分をコントロールすることを意味しており、学習者が「自分自身の学習過程の中で、メタ認知的に、動機的に、行動的に積極的な関与者である」ことと定義されています。
用語集
自己調整学習
概 要
解 説
研修の設計において、受講者には自分で考え自分で動ける人になってもらいたいと願っているのであれば、自己調整学習ができるようになることを研修の学習目標にとらえることを検討すると良いでしょう。研修を丁寧に進めることで受け身の受講者が育つ結果になるとすれば、それは本末転倒です。アクションプランを立ててもらうことを全ての研修に取り入れることは、業務に研修を生かす効果だけでなく、メタ認知を育て、自己調整学習ができる人を育てることにつながる長期的な作戦となります。また、予習を課すことも、TOTEモデルに従って事前テストから始めたり、あるいは合格した者から現場に帰すような柔軟性を持たせることも、研修の効率化を狙うだけでなく、受講者の自律性を育むことにもつなげたいですね。研修に対する依存度を徐々に下げて、自分で積極的に学べる人に育てていきます。これを目指すのであれば、研修内容を反映した学習目標を掲げることに加えて徐々に自己調整力を高めることも合わせて目標として掲げ続ける必要があります。
参考文献
鈴木克明 (2015) 研修の学習成果を定める 研修設計マニュアル 北大路書房 p112-113