アンドリュー・ギボンズが提唱した、建築設計において建物を敷地、構造、外装、什器などのレイヤー別に捉える考え方をインストラクショナルデザイン(ID)に応用し、教育・教材の機能的な特徴を多層的な構造で整理したモデルです。
用語集
設計レイヤー
概 要
解 説
教育を単一のパッケージとして捉えるのではなく、抽象的な概念から具体的なシステム制御まで、以下の7つの機能層(レイヤー)に分解して設計を組み立てます。
・コンテンツ: 教授内容の抽象的な構造や、分割する単位の規定
・方略: 学習空間の物理的構造、受講者の役割、相互作用のパターン
・メッセージ: 内容を受講者に対話形式で伝えるための言語や対話の構造
・管理: メッセージや受講者のアクションに対する学習制御の構造
・表現: 視覚・聴覚化の手法や、メディアの表現チャンネルとルールの割り当て
・メディア論理: 設定された順序で表現を駆動させるためのシステム的メカニズム
・データ管理: 学習データの取得、記録、分析、報告に関する規定
参考文献
鈴木 克明, 市川 尚,根本 淳子(2016)『インストラクショナルデザインの道具箱101』