用語集

評価方法の経済性(効率)

概 要

研修や教育の成果を測定・評価する際に、評価にかかるコスト(時間、労力、費用)と、それによって得られる情報(妥当性、信頼性)のバランスを考慮するという考え方です。

解 説

精緻な評価(例えば、現場での行動変容を数ヶ月にわたって専門家が観察し続けるなど)を行おうとすればするほど、評価のコストは膨大になります。研修担当者は、「そこまでコストをかけて厳密に評価する必要があるのか」を常に問い、妥当性を多少犠牲にしてでも簡便な代替手段(例えば上司や本人による自己申告アンケートなど)で済ませるかどうかのトレードオフを判断しなければなりません。 実務においては、研修の重要度やかけられる予算に応じて、実現可能でかつ経営層への説明責任を果たすのに十分な意味を持つ、バランスの取れた評価計画を立案するための重要な視点となります。

参考文献

鈴木 克明(2015) 『研修設計マニュアル』