用語集

認知徒弟制

概 要

師匠が弟子に教える「徒弟制」の良いところを応用することで、熟達者のスキルや知識を効果的に教えたい時に役に立ちます。

解 説

骨子は以下の4点です。
1.学習目標について、今何を学んでおけば先に何ができるようになるか、因果的な関係を学習者がわかる工夫をする。
2.学習すべき事柄を学習者がすでに知っていることやできることに結びつけ、次に何をすれば良いかを学習者の目からも見えやすくする。
3.できるかできないかをテストするのではなく、できたらなぜそれでできるのか、それができると次はどんなことができるはずかを考えるような習慣を持ち込む。
4.一人ではできないことには手助けを与え、まずできるようにしてから、その後で一人でもできるように導く。

認知的徒弟制では次の段階を踏んで教えます。
1.モデリング:師匠は徒弟に自分の技を観察させる。
2.コーチング:師匠は、徒弟に学んだ技を使わせ、その様子を観察し、アドバイスを与える。
3.スキャフォールディング(足場かけ)&フェーディング:徒弟が行なっている作業が実行困難な場合に師匠は一時的支援(足場かけ)を行い、上達に伴って支援を徐々に取り除く(フェーディング)。

参考文献

鈴木克明監修 市川尚・根本淳子編著 「学びやすさ」の道具 インストラクショナルデザインの道具箱101 p 84