用語集

3種類のテスト(前提・事前・事後)

概 要

学習者の状況と研修の効果を正確に把握するために、学習の前後で実施される「前提テスト」「事前テスト」「事後テスト」という3つの役割の異なる評価方法のことです。

解 説

研修を最適化するために不可欠なツールです。「前提テスト」は、その研修を受けるために最低限必要な基礎学力や前提スキルが備わっているかを確認します。「事前テスト」は、今回の研修の学習目標に対し達成してしまっていないか(重複の無駄がないか)を測ります。「前提テスト」「事前テスト」を経ることで、本当に必要な人だけに研修が提供されます。そして「事後テスト」は、学習目標が設定した基準通りに達成されたかを確認します。「事前テスト」と「事後テスト」は同等の内容を用意しましょう。実務においては、これらのテストを適切に組み合わせることで、学習者のレベルに合わせた個別化や、研修プログラム自体の効果測定(形成的評価)を科学的に行うことが可能になります。

参考文献

鈴木 克明(2002)『教材設計マニュアル』
鈴木 克明, 市川 尚,根本 淳子(2016)『インストラクショナルデザインの道具箱101』