J.J.G.ファン・メリエンボアーらが提唱した、複雑な認知的スキルを習得させるための教育設計モデルで、学習課題、支援的情報、手続き的情報、部分練習の4つのコンポーネントから構成されます。
用語集
4C/IDモデル
概 要
解 説
現実の職務などの複雑なタスクは、全体を細かく分解しすぎて教えようとすると学習者が統合できなくなるという問題に対処するモデルです。全体的な「学習課題(現実の問題)」を中心に据え、問題解決を助けるための理論やメンタルモデル(支援的情報)、ルールや手順の指示(手続き的情報)、そして特定のスキルの自動化を促す反復練習(部分練習)をシステム的に組み合わせます。 実務においては、医療やエンジニアリングなどの高度な専門職教育や、複雑なシステム操作研修など、定型的なスキルと非定型的な問題解決スキルが混在する実践的なプログラムを効果的に構築するための強力なフレームワークとなります。
参考文献
Susan McKenney,Thomas C. Reeves / 鈴木克明 監訳 (2021)『教育デザイン研究の理論と実践』
鈴木 克明, 市川 尚,根本 淳子(2016)『インストラクショナルデザインの道具箱101』