やるべき事項をリストし、それぞれの項目をいつまでにどこまでやるかの計画を策定したもので、他に「タスクリスト」または「行動計画」と呼ばれます。これは、特定の目標達成やプロジェクト完了に向けて、具体的なアクションを計画するための手段です。
研修の視点においては、研修終了後に職場に戻ってからのアクションプランが重要となります。
用語集
アクションプラン
概 要
解 説
アクションプランの必要性については、以下の3点が挙げられます。
- タスクを明確にするため
- 目標達成までに行うべきタスクを具体的な行動に分解し、「いつ・誰が・何をするのか」を明確に定義します。これにより、「いつまでに誰が何をすべきか」「何を行わなくてよいか」が明確になります。
- 目標達成までの効率化のため
- アクションプランを作成することで、取捨選択が容易になり、目標達成までのタスク完了が効率的に進みます。各タスクが効率的に実施されることで、全体の目標達成までのプロセスが効率的になります。また、リソースの最適活用(時間、予算、人材など)にも寄与します。実行予定のアクションが明確になるため、事前の準備も迅速に進めることができます。
- スケジュールと進捗把握のため
- アクションプランがあると、各タスクの担当者や業務内容、期限が具体的になります。全体のスケジュールが共有されることで、プロジェクト全体を俯瞰でき、現状把握と適切なスケジュール管理が可能になります。進捗が容易に管理できるため、進行の遅れがあれば即座に対処でき、原因究明も迅速に行えます。
用 例
研修担当
今期は営業所単位で実績が大きく上がっている営業所がいくつかありましたね。
研修部部長
そうだね。そういった営業所は、ある特定の営業員の成果だけでなく、所属する営業員が一様に成果を上げていたのが特徴的だね。
研修担当
はい、何か原因はあるのでしょうか。
研修部部長
1つ考えられるのは、アクションプランを具体的に立て、常にその進捗をチェックしていたという点は共通していると思うよ。
研修担当
なるほど。営業員は常に目標とのギャップを意識しながら、日々の営業活動に取り組むことができた、ということですね。
参考文献
鈴木克明 (2015) 行動変容として研修の成果を定める研修設計マニュアル 北大路書房 p86