用語集

ADDIEモデル

概 要

ビジネス分野における改善手法であるPDCAサイクルを教育の枠組みに組み込んだフレームワークのことです。ADDIEモデルを活用することで、より効果的で効率的かつ定着しやすい教育を提供することができます。この手法は、目標の設定と評価方法の決定から出発し、その後に実現方法を検討し、進捗を評価・チェックしながら徐々に改善を進めていく合目的的アプローチが基本となります。

解 説

・分析(Analysis)
現状を把握し、教育の目的や必要性を徹底的に分析します。

・設計(Design)
分析フェーズで決定した要素を基に、教育内容を計画的に設計していきます。研修終了後に期待される目標など、全体像を把握して設計します。

・開発(Development)
教育内容を設計したものを基に、具体的な研修の実施に向けて準備を進めていきます。

・実施(Implementation)
事前に準備した内容で研修を実施します。複数人での実施において、良かった点や改善点などを各自でチェックします。客観的な視点から情報を収集し、次回の研修に生かします。

・評価(Evaluation)
分析や設計で設定した研修の目標が達成されているかを評価します。評価は、研修内容への評価と実務への結果が反映されているかの二つの側面から行います。研修内容への評価は、終了直後の理解度テストやアンケートから把握します。一方、実務への結果が反映されているかは、実務内のデータを計測するため、一定期間を経て評価します。

参考文献

鈴木克明 (2015) 研修設計へのシステム的アプローチ 研修設計マニュアル 北大路書房 p6