ジョン・M・ケラーが提唱した、学習者の学習意欲(モチベーション)を「注意」「関連性」「自信」「満足感」の4つの側面から分析し、魅力的でやる気を引き出す授業や教材を設計・改善するための実践的なモデルです。
用語集
ARCSモデル
概 要
解 説
ARCSモデルは、学習者の「やる気が出ない」原因を分析し、それを改善するための具体的な方略をシステム的に選択し組み込むための枠組みを提供します。好奇心を刺激する「注意」、自分にとって価値があると感じさせる「関連性」、やればできそうだと期待を持たせる「自信」、そして努力が報われたと感じさせる「満足感」の4つの観点から成り立っています。 実務では、単なる知識伝達の研修に終わらず、学習者が主体的に学び続けたくなるような研修やeラーニングをデザインする際に活用されます。教材のどこに問題があるかを把握し、具体的な改善策を探るための強力なチェックリストとして機能します。
参考文献
鈴木 克明,美馬 のゆり(2018)『学習設計マニュアル』
鈴木 克明(2015) 『研修設計マニュアル』
R.M.ガニェ,W.W.ウェイジャー,K.C.ゴラス,J.M.ケラー / 鈴木 克明,岩崎 信 監訳(2007)『インストラクショナルデザインの原理』
鈴木 克明, 市川 尚,根本 淳子(2016)『インストラクショナルデザインの道具箱101』