用語集

GBS理論

概 要

ロジャー・C・シャンク(1999)が提案した、人間は「予期せぬ失敗がなぜ生じたかを考えるときに学ぶ」という事例駆動型理論(CBR)に基づいて、現実的なストーリーを用いた学習環境を構築する理論のことです。

解 説

GBS理論では、7つの要素を組み合わせて学習環境を構成します。
学習開始時にシナリオ文脈として、学習者に役割を与え、カバーストーリーで「あなた」のミッションの必要性を表現します。実際にシナリオを構成しているのは連続する決断ポイントで構成されるシナリオ操作であり、そこに直接見えないゴール(学習目標となる対象スキル)があります。シナリオを操作することで多くの練習をさせます。シナリオを操作するために必要な判断材料である情報源(リソース)を準備しておきますが、学習者に参照するかしないかを決めさせます。そして決断の結末として、その決断によってどうなるのかを疑似体験するフィードバックを用意します。

参考文献

鈴木克明監修 市川尚・根本淳子編著 「学びやすさ」の道具 インストラクショナルデザインの道具箱101 p 56