コーチングの基本的な対話プロセスとして広く知られているフレームワークで、Goal(目標)、Reality(現状)、Options(選択肢)、Will(意志・行動計画)の頭文字をとったものです。
用語集
GROWモデル
概 要
解 説
企業内教育において、研修の成果を現場の行動変容につなげるためには、マネージャーによるコーチングが不可欠です。部下指導において、成果を出すマネージャーが実践している対話プロセスが以下の4つのステップです。
・Goal(目標の設定)
「何を達成したいか」を明確にします。具体的で測定可能な目標(SMARTの法則など)を立てることで、到達地点を可視化します。
・Reality(現状の把握)
「今はどのような状況か」を確認します。目標と現状のギャップを客観的に把握し、何が障害になっているのか、あるいは活用できるリソース(強みや環境)は何かを整理します。
・Options(選択肢の検討)
「目標達成のために何ができるか」を考えます。ここでは実現可能性を一度脇に置き、ブレインストーミングのように幅広いアイデアや代替案を出し合います。
・Will(意志の確認・行動計画)
「具体的に何をいつやるか」を決めます。数ある選択肢の中から本人が実行するものを選択し、実行に向けたコミットメント(責任感)を確認します。
特に、単に部下が考えたプランを聞いて「やってみましょう」と指示を与える(ティーチング)のではなく、「戦略上の目標(あるべき姿)」を事前に共有し、現状のプランにおいて「何ができていて、どこが足りないのか」を客観的にフィードバックすることが、部下のスキル発揮やビジネス成果の向上に大きな効果を生むポイントであるとされています。