M.D.メリルが提唱した、様々な教育理論に共通する「効果的・効率的・魅力的な学習環境を実現するための5つの要件」を抽出した原則です。「問題」「活性化」「例示」「応用」「統合」の5段階から構成されます。
用語集
IDの第一原理
概 要
解 説
学習者が最も効果的に学ぶための実践的なチェックリストとして機能します。基礎から順に教え込むのではなく、まず現実に起こりそうな「問題」に挑戦させ、学習者の既存知識を「活性化」します。次に言葉だけの説明ではなく具体的に「例示」し、学んだことを練習・「応用」する機会を与え、最終的にそれを現実の仕事に「統合」して振り返らせます。 実務では、座学中心の退屈な研修を、現場で役立つ実践的な問題解決型の研修へと改善するための強力な指針として活用されます。学習者を現実のタスクに引き込み、実践的で転移性の高いスキルを効率的に習得させるために用いられます。
参考文献
鈴木 克明,美馬 のゆり(2018)『学習設計マニュアル』
鈴木 克明(2015) 『研修設計マニュアル』
鈴木 克明, 市川 尚,根本 淳子(2016)『インストラクショナルデザインの道具箱101』