用語集

ID美学の第一原理

概 要

パリッシュが2009年に提唱した原理で、「没入できない、そのために効果が得られない作品」から抜け出すための(IDに美学的検討を加える時の)5つの視座を指します。

解 説

1.学習のストーリーには、始まり、途中、そして結末があります。
2.学習者は、自分の学びの冒険の主人公です。
3.教科ではなく、学びの経験がインストラクションのテーマを形成します。
4.文脈は教育の場に没入する手助けをします。
5.インストラクターと教育設計者は、物語の作者であり、共演者であり、主人公のモデルとして機能します。

学びを「意味を構築する行為」として捉えると、1~4の視座が適用されます。5は学習の文脈で様々な役割を果たすインストラクターや教育設計者に焦点を当てたものです。これらの視点を駆使することで、設計者は自身の視点を超え、学習者の視点で学びの世界を垣間見ることができます。

参考文献

鈴木克明監修 市川尚・根本淳子編著 「学びたさ」の道具 インストラクショナルデザインの道具箱101 p22