P.E.パリッシュが提案した、学習経験を単なる情報の伝達ではなく、学習者が深く没入できる「美学的で意味のある経験」としてデザインするための5つの視点(筋書き、主人公、テーマ、文脈、作者など)をまとめた設計原理です。
用語集
ID美学の第一原理
概 要
解 説
文学的なアプローチを取り入れ、効果や効率だけでなく「学びたさ(魅力)」を極限まで高めることを目指した設計指針です。学習を一つの物語(ナラティブ)と捉え、学習経験には始まりから終わりまでの「筋書き」があり、学習者自身がその「主人公」であると位置づけます。 また、教科そのものではなく学習活動が「テーマ」を設定し、リアルな「文脈」が没入感を生み出し、設計者や講師はそれを支える「作者」や「助演者」として振る舞うべきだと説いています。実務では、学習者の視座に立って心が動かされるような学習体験を構築するために用いられます。
参考文献
鈴木 克明, 市川 尚,根本 淳子(2016)『インストラクショナルデザインの道具箱101』