用語集

STAR遺産モデル

概 要

ソフトウェア技術を活用し、利用者が自分たちの問題解決プロセスや気づきを次の利用者のための「遺産(Legacy)」として残せる仕掛けを組み込んだ、探究と省察のための教育設計モデルです。

解 説

バンダービル大学の研究チームが提案したIDモデルで、STARはSoftware Technology for Action and Reflectionの略です。学習のサイクル(チャレンジの提示、アイデアの生成、複数の視点の探究、知識の検証など)を提示し、学習者が問題を解決していく過程をソフトウェアで支援します。 最大の特徴は、学習者が自分たちの解決プロセスやアイデアを「遺産」としてシステム上に蓄積し、後輩や次の学習者がそれをヒントとして活用できる仕組みを持つことです。実務では、実践的な課題解決のノウハウを組織内で共有し、相互に学び合う継続的なコミュニティを形成するための教材設計として活用されます。

参考文献

鈴木 克明, 市川 尚,根本 淳子(2016)『インストラクショナルデザインの道具箱101』