ある特定のゴールを目指して進む時に、常にゴールに達したかどうかをチェックしながら作業を進めることを図式化したモデルとなります。
用語集
TOTEモデル
概 要
解 説
ある作業を行う前にまず、すでに目標が達成されているかどうかをチェックし(Test)、すでに達成されている場合は作業をしないで抜け出します(Exit)。目標が達成されていないことが判明したら、その目標に向けてある一定量だけ作業を行い(Operate)、再び目標が達成できたかどうかをチェックします(Test)。達成できれば抜け出し、できていなければ作業に戻り、チェックー作業―チェックを繰り返します。研修に適用する際には、学習目標に到達できたかどうかを判定するために事前テストと事後テストを実施する必要があります。
事前テスト:学習する必要があるかどうかを見極めます。合格すれば、研修で身につけることはすでにできている研修不要者と判定され、研修を受けずに修了・合格として良いです。
事後テスト:事前テストと同等のものであり、合格すれば修了(Exit)、不合格ならばまた学習を繰り返します(Operate)。
用 例
研修担当
今回実施するスキル研修は営業部20名のうち、参加者は15名なのですね。
研修部部長
そうだね、TOTEモデルに沿って事前テストを行った結果、5名は今回の研修内容を既にマスターしていると判断されたんだ。
研修担当
そうなのですね。研修受講者は事後テストも受けるのですか。
研修部部長
うん、事後テストを受けてもし不合格だったら再度学習する必要があるね。
研修担当
わかりました。
参考文献
鈴木克明 (2015) 研修設計へのシステム的アプローチ 研修設計マニュアル 北大路書房 p7-9