用語集

VAKTモデル

概 要

タンブリン・ウォード(2009)が提唱した、学習スタイルのモデルで、好みのスタイルを視覚型(Visual)、聴覚型(Auditory)、運動感覚型(Kinesthetic)、触覚型(Tactile)の4つに分けて考えます。

解 説

視覚型学習者(V):ノートや図表などのように書かれた視覚情報に最も効果的に馴染む傾向があります。
・講義やプレゼンでは窓から離れた教室の前に座る
・話している人の顔に集中する
・自分と他人のノートの差異を確認するために、友人のノートを借りる
・ノートを取ったり書き直したりするときには、配布資料に書かれていても、自分で日付を書き込むと記憶が頑強になる
・重要な部分にマーカーをひく
・静かな場所で一人で勉強することを好むが、数字などに関連する勉強の際は、音楽を流しながらでも良い
聴覚型学習者(A):話を聞くことが最も効果的で自分に馴染むと考えます。
・話し合ったり情報を聞く機会を持つために友人と勉強する
・覚えたいことは声に出して読んで繰り返し復唱する
・レポートを書く前にプレゼンをする
・授業を録音したりノートを読んで録音して繰り返し聞く
・可能であれば録音に合わせて声に出してみることが効果的(ラジオや音楽を聴きながら勉強してはいけない)
運動感覚型学習者(K):身体全体を動かすことに最も効果的に馴染む傾向があります。
・単語などを記憶する場合、机や床に指で書いてみる
・実際に書いているように頭の中で書いてみる
・単語を思い出す時は目を閉じてどのように書いたのかを思い出してみる
・同じような活動的な学習の好きな友人を見つけ、ボールなどを投げ合い、投げる方が質問、受ける方が答えるなどする
・サイクリングマシンでペダルを漕ぎながら、読んだり暗記したりする
触覚型学習者:触覚をうまく使うことで、集中力を高められる傾向があります。
・デモやプレゼンを見る機会があったときは、セットアップの手伝いを申し出る。実際に手を触れる適当な機会を探す
・ノートの代わりにカードを使うなら、一枚一枚が異なって感じられるようにギザギザにする、浮き彫りにできる道具を使うなどする
・ボールやお手玉をポケットに入れておき、いつでも触れることができるようにしておく

参考文献

鈴木克明・美馬のゆり編著 学習スタイルを把握する 学習設計マニュアル p 15-16