イベント開催報告|大学生・大学院生の皆様とID活用ワークショップを開催しました!

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先日、サマーインターンシップとして、大学生・大学院生の皆さんと、リープ株式会社で”MANAKATSU-ID講座”を開催いたしました!

*MANAKATSU-ID講座とは?

私たちリープは、誰でも“教える力”を身につけ、日常や仕事で役立てていただくための教える活動「OSHIKATSU-ID講座」をお届けしています。今回は学生の皆様が対象ということで、こちらの内容を、より”学ぶ力”にフォーカスした形にアレンジした「MANAKATSU-ID講座」をお届けしました。
皆様が日々のお仕事や様々な活動の中で、人に何かを教える時や、ご自身が学ぶ時に感じた「困ったな」という経験をもとに、「インストラクショナルデザイン(ID)」の考え方や理論をヒントに、一緒に解決策を探っていくワークショップです。

このたび本講座には大学生・大学院生の5名の方がご参加くださり、「大人の学び方」について学び、これまでのプロジェクト参加経験を振り返りながらHPI(Human Performance Improvement)の観点で物事を捉えていくワークを行いました。
具体的には、「今まで所属してきたチームや組織が目指していた目標は何か?」、「そのチームや組織において期待されていた行動(パフォーマンス)は何か?」という問いに沿ってご自身の活動を振り返ることで、HPIのビジネスゴール・パフォーマンスゴールの違い、そしてそのパフォーマンスゴールと現状(当時の状況)のギャップについて捉え、理解を深めていきました。

今回参加いただいた皆様は、日々の大学での活動の他にもアルバイトやインターンシップなど、様々な課外活動を行っており、IDやHPIの考え方を活かしていただける場面は多くあるのではないかと思います。
少しでも今後の学生生活、及びその先の社会人を豊かにするお手伝いが出来ていれば幸いです。

*受講者からの声

  •  講義を通じて、企業での人材教育のあるべき姿や現状について理解を深めることができ、これまでとは一歩違った視点で企業や社会人生活について考える貴重な機会ときっかけとなりました。今までこのような「教え方」「教育するとはどういうことか」についてはほとんど話を聞いたことがなかったので、学びと気づきの多い1日となりました。
  • 適宜自分の意見を発言したり、実際に手を動かすワークをしながら講義を受けさせていただいたので、より理解が深まったと感じています。実際に自分の大学のキャリアデザインの授業や研究室にもこの講座やシステムを取り入れてほしいと思いました。
  • ワークを通して自分に当てはめて考える機会があったので、わかりやすかったです。特に組織の目標と自分に求められる役割を具体的に書くワークでは、目的思考の重要性や今やっていることを見つめ直す必要性に気づくことができました。
  • 特に印象的だったのは、「評価を先に提示する」というアプローチです。これにより、学習者は自らが何をすべきかを明確に把握でき、理想的な到達目標と現状とのギャップを可視化することで、効果的かつ効率的なフィードバックが可能となります。このような構造的な設計は、学習の質を飛躍的に高める可能性を秘めており、大きな魅力を感じました。
  • 「積み上げてきた自分と、求められている自分の両方を考えなければいけない」という言葉が印象に残りました。組織の中で求められていることをこなすだけではなく、自分がどうなりたいかを常に考えることが、学び続けるために重要であると感じました。

今回はHPI・IDの考え方の導入の部分をお伝えさせていただきましたが、今後も様々な形で学生の皆様の”学び”のサポートが出来ればと考えております。
あらためまして、お忙しい中ご参加いただいた学生の皆さん、そして、ご紹介くださった大角様、誠にありがとうございました!

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