こんにちは。
リープ株式会社の堀です。
4月は年度初めで、皆様お忙しくお過ごしのことと思います。
コロナ禍の中であっても、時折街で見かけるリクルートスーツの若者の姿がまぶしく映りますね。
思い返すと私も、 製薬企業でたくさんの新卒を迎えてきました。
また、ありがたいことにご縁をいただいた弊社のクライアント様の多くが製薬企業様になります。
数年前から、製薬企業各社様におかれては、MR数削減の動き、そしてウェブサイトをはじめとしたデジタルツールを介した新たな情報提供が活発化してきていると感じています。それでも、MRは医師、ひいては患者さんのために一所懸命に活動をされてきたことと思います。
しかし、新型コロナウイルスの流行とともに、MRの活動スタイルは大きく変わったことは、我々以上にお感じになっている所かと思います。そもそも医師との面会が出来ない、そのため情報提供の多くがデジタルに依存するようになり、MRの存在価値や、今後の活動についても様々な検討がなされているのではないでしょうか。
私は、この様な状況は、現在の環境を鑑みれば当然の動きであると同意する部分もありながら、やはりMRにしかできない活動が存在すると考えています。
MRの情報提供の意義とはなんでしょうか?
「患者さんや医師の課題解決を導く」ことに、MRとしての情報提供の意義があるのではないでしょうか。「患者さんや医師が抱えている課題」というのは決して顕在化されている、つまり目に見えている課題だけではなく、患者さんや医師自身も気づいていない、潜在的な課題も含まれます。
患者さんや医師自身も見えていないような、潜在的な課題に気づかせて、解決に導けるのは人間であるMRにしかできない仕事です。
私は、毎日たくさんのMRのディテーリングを拝見させていただいています。
その中で、どうしてもMRのスキルに差があることも認めざるを得ません。
スキルが高いMRは、これからも患者さんや医師から必要とされる人材として、長く必要とされていくでしょう。しかし、スキルが低いMRは今後、これからどのような未来に対峙しなければならないのでしょうか。
教育DXで「MR」を「トップMR」に
もしかすると、スキルが低いとされているMRは、スキルを高める方法を知らないだけではないか、あるいは「思考をさせないスキル教育」によって、自身のスキルをどのように高めるかが見えていないだけかもしれません。
誰しも、高度な知的潜在能力を持っているはずです。
できるMR、できないMR、能力にそれほど差があるわけではないでしょう。しかし、すでに「トップMRしか生き残れない」そんな現実が、彼らの目の前に突き付けられています。
我々リープができることは、「思考」×「対話」のポテンシャルスキルを刺激して、「MR」を「トップMR」に成長させるお手伝いになります。
そして、その先には患者さんや医師の課題解決、があります。
私たちリープも、患者さんや医師の課題解決のために、MRのスキル育成を、インストラクショナルデザイン、ルーブリックによる評価、弊社のAIエンジンKOTORIや最先端のツールで応援していきたいと考えています。
プロフェッショナルMRの教育。
そのために、教育DXをリープは加速させていきます。
実は、まだまだお話したいことがありまして、次回は弊社でこれから考えている新たなラーニングテックのお話をしたいと思っています。
もしよろしければ、またお付き合いください。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。
リープ株式会社
堀 貴史