新年のご挨拶 〜2022年元旦〜

パフォーマンス評価・設計

新年あけましておめでとうございます。

2022年の新春を迎え、皆様におかれましては健やかに新年を迎えられたことと、心よりお喜び申し上げます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

新年の清々しい気持ちとともに、部門・チームにて年初の挨拶、年度方針の表明を通して、その実行を誓われているのではないでしょうか。
昨年から入念な準備を行い、本年度の計画を緻密に遂行するにあたり、「PDCA」サイクルを意識するという方が多くいらっしゃると思います。

人材育成や教育システムの仕組みにおいても、この「PDCA」とも言えるフレームワークがあります。
それは「ADDIEモデル」です。→ADDIEモデルとは?

インストラクショナルデザインでは、個人・組織が抱える学習課題を解決する最適な教育を設計し、受講者と所属組織のニーズを満たすことを目指すために、「分析(A)、設計(D)、開発(D)、実施(I)、評価(E)」の5つのプロセスを繰り返し、必要に応じて改善しながら人材育成の「PDCA」サイクルを推進していきます。

さて、年初より「PDCA」サイクル、こと企業教育や人材育成に携わる方におかれては、この「ADDIEモデル」にて、「しっかりと戦略を遂行していくぞ!」と胸に誓ったものの、その思いは年初だけ・・・
なんてことも、毎年恒例になっていませんか。

日々のタスクに追われ、また社会や市場の早い変化に対応すべく新たなタスクが降りかかり、「PDCA」サイクルがおざなりになっているというお話を伺います。そんな時にやっておきたいことは、やはり「PDCA」サイクルなら「C」のチェック、「ADDIEモデル」で言うなら「E」の評価です。

戦略の実行中は、「D」の実行に意識が向けられており、立ち止まることができなくなるものです。
また、「C」のチェックを行うことで、進捗の悪さに気付いてしまうことから、ついつい目を背けてしまいます。

言うまでもなく、より精度高く戦略を実行するために重要なのは、「C」のチェック、「ADDIEモデル」であれば「E」の評価です。組織の状況は常に変化をしています。

「P」の計画至上主義ではなく、変化に合わせた判断・意思決定こそが最も大切です。評価サービスの詳細ついて

人材育成にもDXの波が押し寄せています。
それにより、人材育成において様々な評価やデータのエビデンスがより重要となっています。

弊社にお問合せを頂戴すお客様におかれても、このような潮流から、「評価」とそこから導き出す課題分析のご相談を多く頂きます。
また評価設計やその計画だけでなく、その分析フィードバックのスピードアップも、より求められています。

市場や組織の変化のスピードとそれに合わせて事業に取り組むお客様の危機感を実感しています。

弊社としてもお客様のニーズに答えるべく、2022年は新たなサービスのご提供と、リソースを強化しサービスの品質と速さに磨きをかけていきたいと思っております。

弊社のプロジェクトも「C」のチェックと評価を起点とした進化するサービスを目指してまいります。

最後になりましたが、今年も全社員一丸となって実りのある1年にしていきたいと思っております。
今年一年が皆様にとりまして、素晴らしい年でありますようご祈念申し上げますとともに、本年も変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2022年1月
リープ株式会社
代表取締役 堀 貴史

 

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